スマホケースのマグネットによる磁気の影響はある?対処法を解説
手帳型スマホケースの留め具や、車にスマホを固定するスマホホルダーには、マグネットが使われている場合があります。また最近では、スマホケース自体にマグネットがついており、スマホリングなどをつけられるものもあります。マグネットは便利である一方、スマホへ磁気の影響がないか気になる人は多いのではないでしょうか。
本記事では、マグネット付きスマホケースやホルダーのメリット・デメリットと、磁気の影響について解説します。
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マグネット付きスマホケースのメリット
マグネット付きケースのメリットは以下の2つです。
- ケースの開閉がスムーズ
- スリムで使いやすい
ケースの開閉がスムーズ
スマホケースの留め具には、マグネットの他にもボタンやベルトも挙げられます。しかし、マグネット以外の留め具は両手を使わないと開閉が難しく、使用する度に手間がかかりがちです。一方、マグネットタイプは簡単に開閉できるため、片手しか空いていない状況でもスムーズに使うことができます。
スリムで使いやすい
留め具の付いたケースは、留め具部分に凹凸ができるため全体が厚くなりがちで、カバンやポケットに入れにくい場合があります。マグネットタイプは他の留め具に比べて、スリムで使いやすいことがメリットです。また、凹凸が少ないことでゴミが溜まりにくく、清潔に保ちやすいことも利点として挙げられます。
マグネットホルダーのメリット
スマホホルダーとは、車内でスマホを固定するためのアイテムです。固定方法はいくつかのタイプがありますが、ここからはマグネット式ホルダーのメリット3つをご紹介します。
- 着脱が簡単
- スマホを傷付けにくい
- 揺れなど振動に強い
- コンパクトで運転の妨げにならない
着脱が簡単
マグネットホルダーは、スマホ本体に取り付けた磁石パーツとホルダーの磁石が接合する仕組みです。スマホを近づけるだけで取り付けができるため着脱が簡単にできるメリットがあります。
スマホを傷付けにくい
スマホホルダーには、アームを曲げてスマホを固定するタイプ多いですが、車の振動でアームとスマホが接触して傷付く場合があります。マグネットホルダーはアームで固定しないため、傷が付く心配がありません。
揺れなど振動に強い
マグネットホルダーは走行中の振動に強く、スマホが揺れにくいため画面が見やすいメリットがあります。スマホのナビを利用している人におすすめです。
コンパクトで運転の妨げにならない
マグネットホルダーは、アームや留め具などのパーツが付いていないため、シンプルでコンパクトな作りです。視界を遮りにくく、運転の妨げにならないこともメリットとして挙げられます。
マグネット付きスマホケースは磁気の影響がある?
スマホケースやホルダーに使われるマグネットの磁力はさほど強くないため、スマホ本体に悪影響を及ぼす可能性はありません。
しかし、ICカードやクレジットカードなど、磁気ストライプ(カードを読み込むための黒いライン)が入っているカードには干渉して、磁気不良を起こす恐れがあります。そのため、マグネット付きのスマホケースやホルダーを使う場合は、カード類は入れない方が良いでしょう。
磁気の影響への対処法
マグネット付きスマホケースやホルダーを使用する場合、カード類は区別して携行することをおすすめします。しかし、利便性が悪くなることから、どうしてもカードを一緒にまとめておきたいという場合もあるでしょう。
その際は、磁気干渉防止シートの使用がおすすめです。マグネットとカード類の間にシートを挟むことで、マグネットやスマホ本体から出る磁気を遮断してくれるため、カードが不具合を起こす恐れがありません。
磁気の影響がある場合は磁気干渉防止シートを貼ろう
マグネット付きのスマホケースやホルダーは、ケースの開閉や着脱が簡単、スリムで使いやすいなどがメリットです。一方、ケースにカード類を入れていると、磁気が干渉して不具合を起こす恐れがあります。磁気の影響が心配される場合は、磁気干渉防止シートを貼って対処しましょう。