枕カバーやシーツの色の選び方とは?色が睡眠へ与える影響も解説
枕カバーやシーツの色選びをする際、安眠をサポートするためのポイントがあります。自然の色であるアースカラーを選ぶと眠りやすくなるといわれる一方で、赤やオレンジなどの鮮やかな色は刺激が強く眠りを妨げる可能性があるでしょう。
この記事では、枕カバーやシーツの色選びのポイント・色による眠りへの影響・避けた方が良い色について解説します。この記事を読んで、快適な寝室空間作りに役立ててください。
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枕カバーやシーツの色選びのポイント
枕カバーやシーツの色選びのポイントについて解説します。
眠りやすいアースカラーを選ぶ
安眠を得やすいといわれている色は、自然に近い色のアースカラーです。
- 茶色
- 緑色
- 青色
土や木の幹・葉っぱ・空・海などのアースカラーを選ぶことで、気持ちを落ち着けてリラックスできるでしょう。安らぎを与えてくれるベージュに近いピンク色などもおすすめです。アースカラーを選んで眠りの質を向上させましょう。
インテリアを意識する
インテリアを意識して色を選ぶのもおすすめです。寝室に置いてある家具やカーテンの色とのバランスを意識すると良いでしょう。家具が茶色系であれば、ホワイトやナチュラル系・ベージュ系が調和しやすくなります。枕カバーやシーツ・布団カバーの色をすべて統一する必要はないため、組み合わせを楽しむのがおすすめです。
また、柄物を選んでインテリアに個性を出すこともできます。すっきりとした印象のホワイトをベースに他の色を合わせるなど、さまざまな組み合わせでインテリアを楽しんでください。
季節に合わせる
季節によって、カラーや柄を変えるのもおすすめです。春や夏には涼しく感じられるさわやかな印象の明るいブルー系、秋や冬はピンクや薄い黄色などを使用してあたたかみを演出するのも良いでしょう。また、季節に合ったデザインの枕カバーやシーツを選ぶことで、四季を感じられます。
枕カバーやシーツの色が眠りに与える影響
枕カバーやシーツの色が眠りに与える影響について解説します。
暖色系
赤や橙色・黄色などの暖色系は、視覚情報によって温もりを感じさせる効果があるといわれています。暖色を使用することで寝室が落ち着いた雰囲気になり、ポジティブな気持ちになるでしょう。しかし、鮮やかな色には興奮させる作用があるため、睡眠を妨げてしまう可能性があります。暖色系を選ぶのであれば、落ち着いた色味のものを選ぶのがおすすめです。
寒色系
青や緑などの寒色系を用いることで、気持ちを落ち着かせ、リラックス効果が期待できるでしょう。自律神経が交感神経から副交感神経に切り替わることで、人は眠りにつきます。寒色系は副交感神経を活発にするといわれており、入眠をサポートしてくれるため、色選びに迷った場合には寒色系を選ぶと良いでしょう。
枕カバーやシーツで避けた方が良い色とは?
色によって脳を刺激し、覚醒させたり眠りにくくしたりする可能性があります。そのため、以下の色は避けるのがおすすめです。
- 赤
- 紫
- オレンジ
- ビビッドな色
脳への刺激を抑えることが安眠へつながるため、リラックスした寝室環境には、上記の色の枕カバーやシーツは避けるべきです。赤やビビッドな色を使いたい場合には、差し色として使用してみましょう。また、好みの寝室空間を作ることがもっとも大切なため、刺激が強い色であっても、無理に避ける必要はありません。
好みの枕カバーやシーツを選んで快適な寝室空間を作りましょう
枕カバーやシーツの色が眠りに与える影響は大きいため、入眠をサポートしてくれる色を選ぶのがおすすめです。しかし、あなたにとって、もっとも快適な空間を作ることが重要なため、インテリアや好きな色を選び、楽しみながら寝室をコーディネートしましょう。