バイク用手袋の選び方のポイントとは?バイクグローブの役割も解説
バイクグローブは手を保護するだけではなく、操作性を確保したり、振動を軽減したりする働きがあり、ライダーにとって重要なアイテムです。そのため、バイクグローブを購入する際は、デザイン以外にも気を付けるべきポイントが多くあります。本記事では、バイク用手袋の役割と選び方のポイントを解説するので、寒い時期でもツーリングを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。
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バイクグローブの役割
バイク用手袋の最も大きな役割が手を保護することです。転倒時や、走行中に跳ねた石が手に当たった際など、手を保護して怪我を防ぎます。また、雨天時の操作性確保にも役立つでしょう。さらにバイクから伝わる振動を軽減して疲労を抑えるため、バイクに乗る際は欠かせないアイテムです。
バイクグローブの選び方とポイント
バイクグローブを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- サイズ
- 防御性能
- 素材
サイズ
手袋を購入する際、通常は手にぴったりフィットするサイズを選ぶでしょう。しかし、バイクグローブは着けた時に少し余裕がある大き目のサイズがおすすめです。なぜなら、バイクの運転中は基本的にハンドルグリップを握った状態になるため、ぴったりサイズのグローブは手の甲が伸びた生地によって圧迫され、痛くなってしまうからです。
また、ブレーキングの際は体に前のめりの重力がかかります。この時、指先に余裕がないとグローブに食い込むようになって指先を痛めてしまう恐れがあるため、全体と指先に少し余裕のあるサイズがおすすめなのです。ただし、全体が大きすぎるものも感覚が上手く伝わらず、誤操作に繋がってしまうため注意しましょう。
手首はジャストフィットするものを選ぶ
バイクグローブは少々余裕のあるサイズを選ぶべきですが、手首はジャストサイズのものを選びましょう。手首にも余裕があると、風圧や転倒した際の路面の摩擦などでグローブが脱げてしまう恐れがあるからです。
防御性能
バイクグローブを選ぶ際、防御性能が十分であるかチェックしましょう。手の甲や指の関節にプロテクターが入っているものであれば、指先までしっかり保護してくれます。ただし、プロテクターが多いと手が動かしづらくなる場合があるので、操作性や可動域に問題がないかもしっかり確認しましょう。
素材
バイクグローブに使われる主な素材は以下の4つです。それぞれの特徴を知り、走行シーンや季節に合ったものを選びましょう。
- 革
- メッシュ
- ネオプレーン
- ゴアテックス
革
バイクグローブで多く使われている素材で、操作性・保護力・耐久性に優れていることが特徴です。一方で水に弱い性質があるため、雨や雪の日には使えないデメリットがあります。また、通気性もなく、長時間着けていると蒸れて湿り劣化を招く原因になるので、夏場の使用はおすすめできません。
メッシュ
軽量で優れた通気性を持つため、夏場に重宝する素材です。素材が薄いので、バイクの振動を感じやすく素手に近い感覚で運転することができます。ただし、耐久性や保護性能は低くなるため注意が必要です。
ネオプレーン
ネオプレーン素材はウェットスーツにも使用されている防水性と防寒性が高い素材です。雨天や冬場など悪天候の際におすすめです。
ゴアテックス
アウトドア用品に多く使われるゴアテックスは、防水性・防寒性・防風性に優れた素材です。透湿性も高く、湿気がグローブ内に溜まらないため、不快感を感じにくく手の保温にも繋がります。
バイク用手袋は使用シーンに合ったものを選ぼう
バイクを運転する際は、手を保護するためにバイクグローブを着けましょう。バイクグローブを選ぶ際は、手にかかる負担を軽減するために少し大きめのサイズのものがおすすめです。また、使用シーンに合った防御性能と素材のものを選ぶことも重要になります。適切なバイクグローブで運転を快適で楽しいものにしましょう。