ソフトスマホケースのメリット・デメリットとは？素材別に特徴を解説
スマホケースには様々な種類がありますが、硬さによって「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2つに分けられます。本記事では、ソフトスマホケースのメリット・デメリットを解説するので、ぜひスマホケース選びの参考にしてください。
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ソフトタイプのスマホケースは主に2種類ある
ソフトタイプのスマホケースに使われている主な素材は「TPU」と「シリコン」です。TPUとは「Thermoplastic Polyurethane」の略で「熱可塑性（ねつかそせい）ポリウレタン」のことを指します。加熱すると柔らかくなり、冷ますと固くなる性質があるため、加工しやすくスマホケースの素材として多く使われています。
シリコンは、数あるスマホケース素材の中でもトップクラスの柔らかさを持つ素材です。様々な形状に加工できるため、立体加工されたデザインのものが多いことも特徴として挙げられます。
TPUケースのメリット
TPUケースのメリットには以下の3つが挙げられます。
- 傷が付きにくい
- 軽くグリップ性がある
- ホコリが付きにくい
傷が付きにくい
TPUは弾力があり、鋭利なものが当たった際に元の状態に戻ろうとする力が働くため、傷が付きにくいメリットがあります。また、柔軟性があるため衝撃にも強く、高いところから硬い地面に落としてしまってもスマホをしっかりと守り、ケース自体が破損することもほとんどありません。
軽くグリップ性がある
TPUは軽い素材であるため、ケースをスマホに装着しても重さを感じません。また、柔軟性があり手に馴染みやすいため、掴みやすいメリットもあります。
ホコリが付きにくい
TPUはプラスチック素材の一種であり、表面が滑らかなため、シリコンのようにホコリが付くことはありません。また、カバンやポケットに入れていれもスムーズに取り出せることもメリットです。
TPUケースのデメリット
TPUのデメリットには以下の2つが挙げられます。
- 熱に弱く変形の恐れがある
- 黄ばみやすい
熱に弱く変形の恐れがある
TPUは熱を加えると柔らかくなる特性を持ちます。そのため、夏の屋外や車内、暖房器具の近くなど、高温になりやすい環境に置くと変形する恐れがあります。
黄ばみやすい
TPUは紫外線に弱い素材であるため、使用するうちに黄ばんでくる場合があります。紫外線による黄ばみは、洗剤や漂白剤などで洗っても落ちません。
シリコンケースのメリット
シリコンケースのメリットは以下の2つです。
- クッション性が高く傷が付きにくい
- 滑りにくいため持ちやすい
クッション性が高く傷が付きにくい
柔らかいシリコンは、クッション性が高く傷が付きにくい特徴があります。スマホを落としたりぶつけたりしてしまった際は、衝撃を吸収してスマホを守ってくれます。
滑りにくいため持ちやすい
シリコンは表面が滑りにくいため、グリップ性が高く持ちやすいこともメリットです。また、滑りにくいことで机などに置いた際に、落下するリスクが少なくなります。
シリコンケースのデメリット
シリコンケースのデメリットには以下の2つが挙げられます。
- ホコリ・ゴミが付きやすい
- カバンやポケットから取り出しにくい
ホコリ・ゴミが付きやすい
シリコンは帯電しやすい性質を持つため、ホコリやゴミが付きやすく、取れにくいデメリットがあります。ホコリが付着したままにすると、ホコリに含まれる水分がシリコンを劣化させる恐れがあるため、定期的に粘着テープを使って掃除や手入れをしましょう。
カバンやポケットから取り出しにくい
滑りにくくグリップ性が高いことがシリコンのメリットとして挙げられますが、一方でカバンやポケットから取り出しにくくなるデメリットがあります。無理に取り出そうとすると、ケースが外れてしまうこともあるので注意が必要です。
ソフトタイプのスマホケースを選ぶ際は特徴を知ろう
ソフトタイプのケースに使われる素材は、大きく「TPU」と「シリコン」の2種類です。それぞれにメリット・デメリットがあるため、デザインだけではなく使用シーンなども考慮して自分に合ったケースを選びましょう。
